それは喫煙者も、非喫煙者も同じだろう。
非喫煙者の私は、楽しみにしていた予定が済んだ日曜の昼過ぎ、
お腹も空いたな、食事の後にコーヒー飲みながら、
スマホをいじって、ちょっとマッタリしたいな。
そんな気持ちでとある喫茶店に入った。
店員にまずは「おタバコは吸いますか?」と聞かれる。
「吸わないです」そう普通に答えているけれど、
何故か心の中ではいつも、
「吸うわけねーだろ、吸うかよ、あんなもの。」
そんな気持ちで答えている。
もう全身から吸いませんを表明している。
店員に「おタバコは、、、」そう言われた瞬間から、
既に手を横に振り、ボディランゲージで示している。
そして、案内された席に座った。
・・・
メニューを見て「よし決めた」店員さんと目を合わせ合図。
無事にオーダーし終わった後、数分、
なんか落ち着かない。
落ち着かないというより、臭う。
臭うというより、臭い。
その瞬間は本当に残念な気持ちになる。
タバコかよ、、、
吸わないって言ったのに、臭うのかよ。
さてと、喫煙ルームはどこにあるのかな?
匂いの発生源を探す。
それは、左手の方にあった。
割と近いな、うーん、まあ仕方無いか。
一応区切られてるし。と、少し我慢。
けれど、やっぱりね、許せなくなってきた。
せっかく気分良く過ごそうと思って入った喫茶店で、
私はこのままタバコの匂いに我慢しながら、
気分悪く食事したあげく、その対価としてお金払うのかって。
しかも直前に節約してマックにしようと思ったけど、
行列気味に混んでたので、マックよりは高いけど、
こっちで落ち着こうと考えたから。
それで、こんな仕打ちかよ、我慢出来ないや。
もう半分被害妄想気味。
よく見たら、奥の方の素敵な席がたくさん空いてんじゃん。
何居心地良くない席から埋めてんの?回転率あげる作戦?
昼時ピークも過ぎているし、店側だって、
空けてなくても困らない状況だよね、これ。
そう判断して(そこまで気を使わなくてもいいか・・・)
店員に交渉する事にした。
席を離れ、店員に近づき、
「すいません、案内して下さったのですが、
やっぱりタバコの匂いが臭いので、奥の方へ移動して良いですか?」
そうして、ここでの心地良い時間は約束された。
オーダーしたものも徐々に届き、食事していたら、
隣の席に新しいお客さんが来た。
席についたと思ったら、
即効でタバコ臭いの文句を言い出した。
私は、ここで随分臭わなくなったから気にならない。
けれど、この人は私より敏感かも。
「喫煙スペースから漏れてる?あれ?なんで扉無いの?」
その人は、その席の更に横の壁際に移動した。
距離にして、気持ちズレた程度だから、多分それ程変化しないハズ。
私は心の中でちょっとウケていた。
私よりももっと許せないんだな、この人。逃れようと必死だな。
でも、その人の言う通りで、私も扉無いの?と思った。
扉無いから臭うんじゃん、と。タバコ臭い側の立場からは思ってた。
これじゃ結局十分臭いレベルと思う。その証拠に私以外の人もこんなに臭いって言ってる。
個人的には、喫煙者は、同じ欲求を持った仲間同士、
他人も自分の区別も無い、クソミソの煙モクモクのスペースに、
密閉して閉じ込めてしまえばいい。と思ってるので、
何故仕切りだけ設けたスペースに、扉が無いのか疑問だった。
どうせなら、喫煙ルームにしてほしいな、と。
しかし今の時代、喫煙者の扱いも冷静に見れば、虐げられてる。
同情しきれないけど、可哀想かも。
共存するのは大切だけど、
やっぱりタバコの匂いを嗅がなきゃならない状況ってキツい。
嫌なら寄り付かなければ良い。
私はパチンコパチスロが好きで無くて良かった。
もろタバコスペースでしょう?きっと。残念なのは麻雀。
麻雀は覚えたいし、楽しみたいけど、あれにタバコもつきものっぽいしね。
禁煙麻雀もあるみたいだけど、仲間が喫煙するなら、我慢は常識だもんね。
麻雀好きの喫煙率もやっぱり高いのかな?
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