当たり前の事ですが、
病気は身体の弱いお年寄りばかりがなるものではありません。
パーキンソン病という病名も良く聞くことがありましたが、
若年性と付いた、若年性パーキンソン病を、最近知りました。
この、若年性パーキンソン病と、パーキンソン病の違いについて調べてみました。
パーキンソン病と若年性パーキンソン病の違い
パーキンソン病は、中高年以降や特に高齢者に発症しやすい難病です。
しかしそれは一般的にとされているだけであり、若い人にも発症する可能性はあります。
それが、若年性パーキンソン病と呼ばれていて、年齢は40歳以下の若い人に発症します。
パーキンソン病患者全体の10パーセントの割合が、若年性パーキンソン病で、
10代で発症されている方もいるようです。
兄弟姉妹に、患者がいるケースが多いとも言われているのが、若年性の特徴です。
症状については、パーキンソン病が、安静時の手足の震え、体の硬直やこわばり、
足がすくんでうまく歩けないという、運動機能障害を伴いますが、
若年性パーキンソン病は、表情が乏しい、動作がゆっくりである寡動(かどう)が主な症状で、
安静時の手足の震えは少いとされています。
また、前のめりのまま歩きスピードの調節ができずに突進してしまう、姿勢反射障害はあっても、
これが軽度で、転倒までには至らないようです。
発症から、どの様に進行してゆくのでしょうか。
若年性パーキンソン病は、とてもゆっくりと進行し、薬の効果も長く続きます。
若い事で、進行も早いという事ではない様ですね。
薬の効果を向上させるのに、良質な睡眠が良いようです。
若年性である事で、専門医の指導を仰ぎながら、
生活を少しでも過ごしやすくコントロールしてゆく事は可能です。
種類は違いますが、私も難病を持つ身です。
病気だからこその不安や悩みもありますが、
病気と付き合う姿勢が大事なのでしょうね。
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